
理事長 林 邦雄
早いもので、老人保健施設アメニティゆうりんが開設いたしまして12回目の新年を皆様のおかげで迎えることができました。心より感謝申し上げます。
さて、高齢者の医療・介護にかかわる厚生労働省の方針転換は急激で、誠に目まぐるしいものでありまして、日本医師会も、全国老人保健施設協議会も、その対応に努力し、苦慮しているのが現状でございます。ご利用される皆様もご理解できなくて困っていらっしゃることと思います。
しかしながら、どんなに法律が変わろうとも、高齢者の方々に必要なことは、「高齢者に生きがい」を持ってもらう事と思います。ここで皆さん、ちょっと考えてみて下さい。ここ数年、雨後のタケノコのように、数多くの介護サービス事業所があっちこっちできています。本当に介護保険制度の理念を理解尊重してサービスを提供されているのでしょうか。自立支援・生活機能維持向上に向けてのサービス提供なのでしょうか。過剰サービス提供によりかえって自立支援・生活機能維持向上を疎外して、一種の高齢者虐待とも思えるサービス提供が行われている思いがしてなりません。皆さん、どうぞ、十二分に考えて介護サービス事業所を選択して下さい。
全国老人保健施設協議会では、設立当時からの運営理念に、新しい項目を加え、5項目、地域に根ざした施設といたしました。
介護保険の理念と役割
- 包括的ケアサービスを提供する施設
- リハビリテーションを行う施設
- 在宅復帰に努める施設
- 在宅生活支援サービスを提供する施設
- 地域に根ざした施設
でございます。
アメニティゆうりんは、開設当初からこの理念と役割をめざして職員一同頑張っていますが、道遠く、なかなか皆様に御満足いただける状況に至ってないと、私自身認識いたしております。
しかしながら、一歩でも半歩でも前進し、皆様に御満足いただけるように、皆様方の御意見を聴き、職員一同頑張ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

